冷めた瞳の官能小説家が、私を縛る。手を、胸を、そして心を……。■「私がいうことのすべては、作品のためだと、思っていてください」。作家はスカーフを外すと、女性編集者の両手を縛りはじめる。彼女は、作家に無垢な身体と心を捧げた――大学出たての新人編集者・凜子は、官能小説の編集部に配属される。いまだ男性経験のない凜子にとって、まったくの未知の世界。だが、気鋭の作家・西條広夢の作品を読んだとき、その耽美的で豊かな表現に、凜子はたちまち魅了される。気がつけば、花芯のうずきを堪えきれず、ページを繰っていた指をそのまま下半身に這わせてしまうのだった。折からその作品が映画化され、社命で試写会に赴いた凜子は、西條との対面を果たす。西條は凜子が編集者だと知ると「新たな作品づくりに力を貸してほしい」と言い、東京タワーの夜景も眩い一流ホテルのスイートルームに凜子をいざなった。凜子は抗えない、拒まない……“業界”の内側にいる著者が、“官能小説界”を活写した虚々実々のインサイドストーリー!!
詳細閉じる
6~36話
全44話
- 最初から
- 最新話から
-
第1章(1)
¥0 -
第1章(2)
¥0 -
第1章(3)
¥0 -
第1章(4)
¥0 -
第1章(5)
¥0 -
第2章(1)
-
第2章(2)
-
第2章(3)
-
第2章(4)
-
第2章(5)
-
第2章(6)
-
第3章(1)
-
第3章(2)
-
第3章(3)
-
第3章(4)
-
第4章(1)
-
第4章(2)
-
第4章(3)
-
第4章(4)
-
第5章(1)
-
第5章(2)
-
第5章(3)
-
第5章(4)
-
第5章(5)
-
第5章(6)
-
第5章(7)
-
第6章(1)
-
第6章(2)
-
第6章(3)
-
第6章(4)
-
第7章(1)
-
第7章(2)
-
第7章(3)
-
第7章(4)
-
第8章(1)
-
第8章(2)
-
第8章(3)
15
-
第8章(4)
15
-
第9章(1)
15
-
第9章(2)
15
-
第9章(3)
15
-
第10章(1)
15
-
第10章(2)
15
-
第10章(3)
15