婚約者の知られざる恋人が実の従兄であるという真実を知った日、わたしは無残な死を迎えた。 死んだはずのわたしだったが、目を覚ますとなんと二十歳の姿に戻っていた。 どういうワケか過去に戻ったわたしは、婚約者の言いなりだった人生から逃れるため、愛のない契約結婚をすることになる。 最初は愛のない形だけの結婚だった…はずなのに。愛に不器用な男女の胸キュンラブストーリー。
かりそめの公爵夫人
4~109話