ある雨の日、栗太郎は、紫陽花の下で震えている小犬を見つける。彼は自分の名をとって、その犬に栗之助と名付け、二人の温かい友情が始まった(第1話)。ある日、栗太郎は変な男にいいがかりを付けられて殴られる。そして栗太郎を助けようとした栗之助までもが、殴り飛ばされてしまう。とても大好きな栗之助が傷つけられたのを見た栗太郎の怒りは心頭に達し…(第2話)。母親がいない栗太郎は、授業参観のことを父上に内緒にしていた。しかし「参観日のお知らせ」を偶然見つけた父上は、母親ばかりの参観日に来てしまう…(第3話)。
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