• 完結

物陰に足拍子

するときもちいい。求められると安心する。生きていてもいいというきもちになるみたい……。 両親を失い、兄夫婦と暮らす高校生、みどり。家も、学校も、うっとうしい。おし入れの中だけが、保健室のベッドだけが、安心していられる場所のような気がする。そんなけだるい日々のなか、みどりは誘われるままにひとりの少年と関係を持つ。 刹那的なつながりであってさえもひそむ温かさ。それを切実に求めようとする心……。微熱のような倦怠のなか、開かれていく性を描き、圧倒的な支持を得た問題作!

物陰に足拍子
作家名
出版社
詳細閉じる
ピッコマ

アプリをダウンロードすると
より豊富な作品を楽しめます!

Download on the App Store GET IT ON Google Play

TOP