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『ワタシってサバサバしてるから』が面白い!あらすじ、主要キャラまとめ

『ワタシってサバサバしてるから』が面白い!あらすじ、主要キャラまとめ

「女の敵は女だ」と言われる社会の中で、「ワタシってサバサバしてるから」という合言葉を武器に暴走する主人公・網浜奈美の人生ドラマを描いた作品です。原作をとらふぐ、作画を江口心が担当しています。

物語は、自称サバサバ女である網浜が働く出版社から始まります。他の社員との不穏なかけ合いや、仕事への取り組み方には思わず笑ってしまったり、心を乱されてしまったりするかもしれません。

しかし、真性のサバサバ女である本田などの他キャラとの攻防がテンポ良く進むため、次の話が気になって読み進めてしまいます。

そんな『ワタシってサバサバしてるから』のあらすじや見どころ、押さえておきたい登場キャラについてまとめました!

あらすじ

1巻P2

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

光洋出版社の休憩室で、課長のパワハラを受けたと泣いている藤川亜紀を慰める安藤晴香。そこに、主人公・網浜奈美が声をかけます。

彼女は、藤川を慰めるわけでもなく、「嫌なことは嫌って私みたいにはっきり言えば?」と半ば呆れたように笑いながら伝えたのでした。

2人から心の中で白けた表情を向けられていたことに、網川は気づくことはなく、満足げな表情を浮かべます。
1巻P3

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

数日後、藤川と安藤は、仕事後に行われる社内合コンの相談をしていました。
営業部のエース・山城達也がいるため、合コンを成功させたい2人は、本田麻衣を誘います。

本田は普段、部署の飲み会にすら行かない謎に包まれた女性ですが、取材記事に活かすことができそうだと参加することにしました。

一方、飲み会が早めにお開きになった網浜でしたが、たまたま藤川、安藤、本田の姿を見つけます。

さらに、山城・鈴木雄太・加賀亮の男性陣も一緒にいたことで、合コンであることを見抜くと、有無を言わさず合流してしまうのでした。

藤川が選んだお店に早速文句を言いながらも男性陣へのアピールは欠かせません。
1巻P13

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

完全に網浜の独壇場となった合コンにすっかり黙ってしまう女性陣でしたが、本田だけは違いました。網浜から度重なるイジりにも冷静に返答します。

本田がカシスオレンジを注文すると、お酒が強いことを豪語する網浜はすかさず「そんな女子みたいな甘い飲み物飲めな~い!」とつっこみます。

しかし、本田はまったく動じずに「え?何でですか?血糖値高いんですか?」と返しました。
1巻P21

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

その言葉に他の5人は思わず吹き出してしまい場は盛り上がったのですが、網浜は本田のことを疎ましく感じるのでした。

無事、合コンは和やかなムードで終了。
しかし、網浜は、合コン中に話しかけてくれた山城が自分に好意をもっていると勘違いして、山城のもとに向かいます。

帰り道が途中まで一緒だとわかった2人は、タクシーに同乗して帰宅することになりました。合コンに参加する理由がわからないと言う網浜に対し、山城は人肌恋しいと答えます。

その言葉を遠回しなアプローチだと捉えた網浜は、「どうですか?私といい汗かきます?」と誘います。
1巻P28

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

身の危険を感じた山城は、一目散にタクシーから降りて逃げるように帰ってしまいました。しかし、山城の気持ちを勘違いしたままの網浜は、山城の純粋さにますます惹かれたのでした。
1巻P29

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

そのころ、1人帰宅する鈴木のスマホに、山城からのメッセージが届きます。
『急いでタクシー降りた笑』とタクシーでの2人のやりとりを知った鈴木は、合コンでの網浜との会話を思い出します。

鈴木と網浜は、お酒の趣味が合うからと連絡先を交換していたのでした。そこで、鈴木は網浜にメッセージを送信します。

しかし、メッセージを送る彼には合コンでの人懐っこい笑顔はなく、その顔には冷たい表情が浮かんでいました。

一方、2人で飲もうという鈴木からのお誘いのメッセージを受け、思わずニヤける網浜。
「なぁ~んでこんなに男が寄ってきちゃうんだろ?」と高笑いするのでした。
1巻P32

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

ここから、『ワタシってサバサバしてるから』の物語が始まります。
網浜を中心とした登場人物たちがどんな人生ドラマを繰り広げていくのか、必見です。

押さえておきたい登場キャラ

網浜奈美(あみはま・なみ)

1巻P3

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

光洋出版社で女性雑誌の編集部に勤める女性。28歳。
自称・サバサバ女であり、偏った主張を繰り返す傍若無人っぷりで同僚たちから疎まれている。自分は仕事ができる女で、男性からモテると自負している。

本田麻衣(ほんだ・まい)

1巻P7

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

光洋出版社で女性雑誌の編集部に勤める女性。26歳。
真性のサバサバ女であり、私生活は謎に包まれている。

合コンで男性陣からおしゃれだと褒められてもつつましく振る舞う一方、網浜からのイジリにも動じないために天敵扱いされる。

山城達也(やましろ・たつや)

1巻P6

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

光洋出版社の営業部のエースとして働く男性。28歳。
仕事ができて容姿端麗なため、社内合コンでも女性陣から熱い視線を受けている。趣味は筋トレ。

タクシーで網浜から逃げ出すときも、網浜に対して傷つかない言葉を選ぶなど紳士的な性格がうかがえる。

鈴木雄太(すずき・ゆうた)

1巻P30

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

光洋出版社に勤める男性。26歳。
明るく人懐っこい印象だが、合コンで網浜が暴走しかけるとフォローに入るなど気を配る一面をもつ。何らかの企みをもって網浜へメッセージを送った様子だが…?

ここが見どころ!注目ポイント

1巻P21

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

自称・サバサバ女の網浜vs真性のサバサバ女の本田の戦いが見どころのひとつです。

網浜の主張は偏っていて、思ったことをそのまま口にする性格です。さらに「ワタシってサバサバしているから~。」と言い訳するため手がつけられません。

しかし、本田はそんな網浜に屈せずに冷静に対応をします。
読者の感じたモヤモヤをスカッとさせてくれる読者の代弁者のような存在といえるでしょう。

網浜の主張に本田がどう対応するのか、そんな本田に網浜はどんな主張をするのか。2人の攻防がクセになってしまいます。また、周囲を巻き込みながら突っ走る網浜の言動と、彼女の行く末も見どころのひとつです。

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1巻P4

©江口心・とらふぐ/DPNブックス

第1巻のあらすじをご紹介しました。
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