現在テレビ朝日木曜ドラマで大好評放送中の『六本木クラス』。
その原作の『六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜』は、原作/作画をKwang jinが担当している作品です。
元々、韓国で「梨泰院クラス」として人気を博しており、日本語に翻訳された際に『六本木クラス』として変更されました。
サブタイトルにある通り、「信念を貫いた一発逆転物語」です。
主人公・宮部新(みやべ・あらた)の正義感あふれる生き様はかっこよく、爽快感さえ覚えることでしょう。
真っ直ぐすぎる新が巻き起こす一発逆転ストーリーに夢中になる読者が続出しています。
あらすじ
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
新の引越し先の学校には、JGグループ会長の息子・金城龍河がいることを告げられます。
新居に着いた新の前に、隣の部屋に住む楠木優香が現れます。引っ越しの手伝いを申し出る優香を、新は天使と見惚れるのでした。
さらに、2人は同じ高校3年生で、同じクラスだということも判明します。
転校初日、教室で席についた新は、同級生の桐野をいじめる龍河を目撃。誰も味方してくれずに涙を流す桐野の姿を見た新は、思わず龍河の顔面を殴ったのでした。
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JGグループ会長・金城茂から謝罪を求められても、断固として首を縦に振らない新。その結果、父親は20年勤めていたJGグループから退職、新も退学処分となりました。
その晩、父親は新にお酒の注ぎ方を教えながら、今回の騒動について語ります。責めることもなく、新に「お前は自慢の息子だよ。これからもまっすぐに生きてくれよな」と伝えたのでした。
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JGグループを退職した父親はラーメン屋をオープン。
こうして、高校中退の騒動は徐々に過去のものになっていき、ラーメン店を営む日々が、新と父親にとっての新しい日常になりつつありました。
生きていればなんとかなる、そう思っていた矢先の出来事でした。
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悲しみに暮れる新とそんな新に付き添う優香。葬式が終わると、警察から加害者が自首してきたことを告げられます。
示談を要求してきた相手の調書を渡されます。写真に写っていたのは、見知らぬ男性でしたが、優香は事故車両を見て、信じられない事実に気づきます。
「これ、龍河のバイクなのに…なんで…?まさか…」
そう、証拠写真のバイクには、龍河のバイクと同じシールが貼ってあったのです。
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龍河は許しを請いますが、新は「なんですぐに助けを呼ばなかった?」「なんで違う人が罰を受けてる?」「逝って謝ってこいよ」と落ちていたレンガで何度も龍河の顔を殴り続けました。
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「あんたの気持ちなんて分からないけど、おじさんの気持ちは分かる」
「こんな奴のせいで、復讐して人生めちゃくちゃにすることなんて、絶対望んでない。そんなのあんたが一番よく分かってるでしょ?」
その言葉に、新は、父親からもらった言葉を思い出し泣き崩れました。
新は殺人未遂の罪で起訴され、懲役3年を言い渡されます。
その間、優香が面会に訪れ、東京に行くことを伝えられました。龍河を被害者だと証言したことで、JGグループが学費や生活費を出してくれることになったのです。
刑務所の中で、JGグループ会長の本を読んだ新。屋台みたいな小さな店から大企業にまで育て上げた会長に対しての復讐を心に誓い、模範囚として刑期を短縮して出所しました。
優香が住んでいる六本木を訪れたところ、世界を凝縮したような六本木の街並みに惚れた新は、父が大学進学用に貯めてくれた貯金と死亡保険金の計2,600万円と遠洋漁業で貯めた資金を元に開業することを決意するのでした。
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六本木のメイン通りで、居酒屋「ハチミツザナイト」の開店準備が進められていました。 そこの前を通りがかった優香を、店の男が引き止めます。
「久しぶりだな」
それは、雲をつかむような話を現実に変え、戻ってきた新でした。
果たして、新は金城親子への復讐を果たし、JGグループを倒せるのでしょうか。続きは本編でお楽しみください。
押さえておきたい登場キャラ
宮部新(みやべ・あらた)
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
龍河のいじめを止めたことから退学処分を受け、父親のラーメン店を手伝っていた。家が隣でクラスメイトだった優香に好意を抱いている。
龍河が引き起こした交通事故により父親を亡くし、龍河を暴行した罪に問われ、懲役3年の実刑を受けた。金城親子への復讐を決意する。
出所後、7年間で集めた資金をもとに、一目惚れした六本木の街で「ハチミツザナイト」をオープンさせる。
楠木優香(くすのき・ゆうか)
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
新からの好意を軽くあしらうといった冷めた性格に思える一方、新の父親が亡くなった際には涙を流し、新が龍河へ暴行した際には体を張って止めるなど、情に熱い部分も。
宮部信二(みやべ・しんじ)
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
JGグループに20年勤めるも、新が龍河に暴力を振るったことで、退職となる。退職後は、ラーメン屋を営んでいたが、龍河が乗ったバイクのひき逃げによって、亡くなってしまう。
金城龍河(かねしろ・りゅうが)
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
自分のことを学校の神と言い、同級生をいじめるなど好き勝手に過ごしている。バイクのひき逃げ事故により、新の父親を死亡させてしまう。
金城茂(かねしろ・しげる)
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
息子のいじめやひき逃げ事件を隠蔽するなど、卑劣な面も。
ここが見どころ!注目ポイント
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
どんな困難な状況に陥っても、父親から教わった信念を決して彼は手放そうとはしません。
そして、殺人未遂による実刑判決というどん底まで落ちた新が、一発逆転していく生き様に多くの読者がスカッとすること間違いないでしょう。
因縁のJGグループに立ち向かう新の姿にぜひ注目してみてください。
©Kwang jin/KAKAO WEBTOON Studio
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