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『メンタル強め美女白川さん』自己肯定感を高めてくれる心の処方薬【あらすじ・キャラクター紹介】

『メンタル強め美女白川さん』自己肯定感を高めてくれる心の処方薬【あらすじ・キャラクター紹介】

『メンタル強め美女白川さん』はそのタイトルの通り、あらゆるストレスを笑顔でかわすメンタルの強い会社員・白川さんを主人公とした漫画です。

「私もキレイ、あの子もキレイ」をモットーとする、“ひがみ”とは無縁な白川さん。その凛とした生き様には勇気付けられます。

『メンタル強め美女白川さん』にはさまざまなコンプレックスや悩みを抱える女性たちも登場し、白川さんに出会ったことで心が変化していく様子も描かれています。

作者の「獅子」氏が自身のTwitterに漫画を投稿すると、女性を中心に大きな反響を呼びました。現在はKADOKAWAより単行本化され、メディアミックス展開もされています。

『メンタル強め美女白川さん』のあらすじやキャラクター、自己肯定感を高めてくれる白川さんの名言を紹介します。

あらすじ

2話P5

©Sisi

嫉妬やひがみによる陰口、嫌がらせ、相談に見せかけたマウント、SNSでの中傷……などなど、現代社会には女性を苦しめるプチストレスが転がっている。

そうしたネガティブな感情を華麗にスルーしながら、毎日ごきげんに過ごすのがOLの白川さん。

「私もキレイ、あの子もキレイ」が彼女のモットー。自分をとことん愛して、もっとキレイになるために、他の人の良いところも素直に認めて取り入れる。

そんな白川さんの生き様はコンプレックスに打ちひしがれる同僚たちにパワーを与えていく。

『メンタル強め美女白川さん』のキャラクター

2話P6

©Sisi

白川桃乃(しらかわ・ももの)

コスメやファッションをこよなく愛する25歳の営業事務。
他人からの悪意やストレスを笑顔で交わす、強靭なメンタルの持ち主。

ポジティブ思考で思いやりがあり、その生き様は同じ会社で働く女性たちに影響を与えていく。特に町田さん、梅本さん、林檎ちゃんとは“フルーツ4人娘”として仲良しに。

町田杏花(まちだ・きょうか)

会社の経理を担当する33歳。
自分の体型がコンプレックスで、ダイエットのために一駅歩いて帰っている。ひょんなことから白川さんと一緒に帰ることが日課となり、友情を深めていく。穏やかな性格とモチモチの肌が魅力。

梅本(うめもと)カンナ

33歳の営業事務。町田さんとは同期。
片思い中の同僚が白川さんのことを気になっていたため、当初は彼女に冷たく当たっていた。

しかし、たまたま一緒にレイトショーを観たことから少しずつ仲良くなっていく。誤解されやすい性格だが、心根は優しい。

朝比奈林檎(あさひな・りんご)

白川さんと同じ課に所属する22歳の新入社員。
ソバカスのある赤ら顔やくせ毛がコンプレックスで、垢抜けるためのメイクを勉強中。

新人ゆえに仕事での失敗も多いが、白川さんをはじめとする先輩たちに支えられながら一生懸命頑張っている。

谷口(たにぐち)さくら

白川さんの同期。
入社当時、孤高の存在だった白川さんへの同族意識から彼女のメイクやファッションをまねていた。しかし、憧れは次第に嫉妬へ変わり、白川さんに嫌がらせをするようになってしまう。

羽柴美雪(はしば・みゆき)

本社から異動してきた社員。
奇跡のアラフォーと呼ばれるほどの若々しい美貌と、優秀な頭脳を兼ね備えた完璧美女。自分に対してどこまでも厳しくできる反面、他人にも同じだけの努力を押し付けがち。

倉橋和樹(くらはし・かずき)

営業部に配属された22歳の新入社員。スイーツが大好き。
仕事でミスして落ち込んでいる時に励ましてくれた白川さんに、お礼としてどら焼きをおすそ分けしたことから“ドラ橋くん”と呼ばれている。

天然だけど、しっかりとした考えを持っている。

誰に共感する?コンプレックスや悩みを抱えた女性キャラクター

5話P10

©Sisi

美しさ。それは本来基準がないもの。時代によって、また人によって「美しい」と感じるものは異なります。一方で、人間はどうしても他者の反応に一喜一憂してしまう生き物ではないでしょうか。

本作には、さまざまなコンプレックスや悩みを抱えた女性が登場します。

周囲に容姿や体型をいじられ、自分に自信が持てない町田さん。好きな人の前で素直になれず、男友達のように振る舞ってしまう梅本さん。垢抜けたくて頑張っているのに、なかなか上手くいかない林檎ちゃん。

彼女たちもまた、他者評価によって潜在意識にすり込まれた「どうせ自分なんて」というネガティブな感情から抜け出せずにいました。

そんな彼女たちが白川さんの生き様や言葉に励まされ、なりたい自分になろうと努力する姿が本作では描かれます。

「分かるなぁ」と共感して涙が溢れる部分もあれば、「私も頑張ろう!」と自分を奮い立たせてくれる部分もたくさん。

傷ついたとき、悲しいとき、元気をもらいたいとき。いつでも枕元に忍ばせて、お守りのようにパラパラとめくりたい作品です。

「女の子が自信を持って生きられるように」原作者が込めた思い

20話P7

©Sisi

女の子が自信を持って生きられる漫画を描きたい。本作には作者である獅子さんのそんな思いが込められています。

白川さんはキレイになるために努力していますが、それは誰かのためでも、自分のことが嫌いだからでもありません。誰でもなく自分が美しい、なりたいと願う人に少しでも近づくため。

だから、白川さんは「あのコーディネート、好き!」「あの人の言葉遣い、素敵!」という心のときめきを何より大事にし、いつも自分のノートに書き溜めています。

今の自分も素敵だけど、もっと可愛くなるためにはどうしたらいいんだろう?
そんな風に楽しく自分磨きができたら、白川さんのように毎日ご機嫌でいられるのかもしれません。

また、白川さんは他の人の良いところを見つける天才でもあります。コンプレックスを抱える町田さんたちの魅力をすぐさま見つけて、素直に褒め、その上で一緒になりたい自分になるための方法を模索してくれる。

コミュニケーションにおいても大事なことを彼女は教えてくれます。

自己肯定感を高めてくれる白川さんの名言3選

本作は、悩める女性にパワーを与えてくれる白川さんの名言も見どころの一つ。数ある中から特に心に留めておきたい言葉をご紹介します。

「そんな失礼な人間の美意識とか信用するに値しなくないですか?」

7話P9

©Sisi

学生時代、男子から容姿や体型をからかわれた経験のある町田さん。相手がいじりのつもりでも、言われた方はいつまでも引きずってしまうもの。

実際にその過去は町田さんにとってトラウマであり、自分に自信を持てない一つの要因となっています。

一方、そういうのとは無縁だと思っていた白川さんにも同じような過去が。しかし、彼女はまったく気にしていません。なぜなら、平気で他人に失礼なことを言える人の美意識なんて信用する必要はないから。

美の基準なんて十人十色。他人からの評価を受け入れるかどうかは、自分が決めていいのです。

「私の幸せは、私が決めるの」

9話P7

©Sisi

かつて、女性の人生がクリスマスケーキに例えられた時代がありました。
クリスマスケーキが売れるのはクリスマス当日の12月25日まで。同じように、女性も結婚しやすいのは25歳までという風潮が根付いていたのです。

時代は大きく変化しましたが、早く結婚して子どもを産むことが“幸せ”と決めつけ、考えを押し付けてくる人もいます。笑ってその場をやり過ごしても、心が傷ついたり、変に焦ってしまうことも。

そんなときは、「私の幸せは、私が決めるの」という白川さんの確固たる意志に勇気をもらえるはず。

「生きるのも美しくなるのもイス取りゲームなんかじゃないんです」

18話P3

©Sisi

第2巻で初登場となる完璧美女の羽柴さん。彼女は美容のためなら努力もお金も惜しまない超ストイックな女性で、当初は同性からも尊敬のまなざしを向けられていました。

ところが次第に、羽柴さんは自身の「美」に対する価値観を周りの人にも押し付けるように。それを受けて、自分なりに美を追求していた林檎ちゃんたちも疲弊し始めてしまいます。

ただ、作中で白川さんが言うようにキレイになる手段や速度はみんな違っていいはず。何かにせき立てられるように無理して頑張ったって、それで身体を壊したり、自分磨きを楽しめなくなったら元も子もありません。

競争じゃないのだから、自分のペースで。頑張りすぎたときに読み返したい一幕です。

まとめ

読むだけで、不思議と自己肯定感が高まる心の処方薬のような漫画『メンタル強め美女白川さん』。ピッコマでは、毎日無料で1話ずつ読むことができます。

今回紹介したもの以外にも、名言や名シーンがたくさん。現在3巻まで配信中ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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