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『ザ・ファブル』が面白い!あらすじ、主要キャラまとめ

『ザ・ファブル』が面白い!あらすじ、主要キャラまとめ

第41回講談社漫画賞一般部門を受賞し、シリーズ累計部数1700万部を超える人気作『ザ・ファブル』は、南勝久による作品で、ピッコマで配信されています。

裏社会で都市伝説のように存在が語られるほどの天才殺し屋・ファブルが、ボスに1年間休業して一般人として暮らせと命じられ、四苦八苦しながら新しい生活になじもうとする物語です。

ここでは、そんな『ザ・ファブル』のあらすじや見どころ、押さえておきたい登場キャラについてまとめました。

あらすじ

1巻P6

©南勝久/講談社

とあるマンションでひと仕事を終え、下りのエレベーターを待つ2人の男たち。そこに、目出し帽をかぶった男がひっそりと近づいていきます。

2人の男のうち1人が壁から少し顔を出した瞬間、目出し帽の男はその頭を撃ち抜き、仕留めます。

もう1人の男はエレベーターに乗り込みますが、目出し帽の男が超人的な身体能力でベランダを伝って追いつき、またもや一発で倒しました。下で待ち構えていた他の男たちも、次々と殺していきます。
1巻P23

©南勝久/講談社

全員を片付けた目出し帽の男は、女の運転する車に乗り込むと、車内のテレビに映った芸人のつまらないギャグを見て、手をたたいて笑い出しました。

彼こそが、裏社会で「ファブル」(寓話)と呼ばれている天才殺し屋です。

仕事を終えたファブルは、殺し屋組織を取りまとめているボスから、今年は仕事をしすぎたため、1年ほど休業することを告げられます。

そこでファブルが命じられたのは、「佐藤明」として身分を偽り、大阪で1年間暮らすこと。プロの殺し屋として、人殺しを一切せずに、一般人に溶け込めというのです。

ファブルの仕事をサポートしてきた女もまた、「佐藤洋子」という名前を与えられ、明の妹として一緒に暮らすことになりました。
1巻P49

©南勝久/講談社

明と洋子の佐藤兄妹は、偽造した免許証と保険証を手に、車で大阪に向かいます。

兄妹としてふるまうことに慣れようと、洋子は明のことを「お兄ちゃん」と呼び、10歳のころからボスの世話になっていたという自分の身の上を明かします。代わりに明の話も聞こうとしますが、はぐらかされてしまいました。

道中立ち寄ったサービスエリアで、佐藤兄妹は車上荒らしを見かけます。車上荒らしが明に目をつけて近寄ってきたので、目にもとまらぬ速さで手刀と蹴りを繰り出し、音もなく膝をつかせました。
1巻P78

©南勝久/講談社

「つい条件反射で…」と言い訳をする明に、洋子は文句を言いながらプロとしての自覚をうながします。明は、一般人になることは意外と難しい、とだんだん分かってくるのでした。

大阪に到着した佐藤兄妹がまず訪れたのは、殺し屋組織とのかかわりが深い真黒組。友達の子どもたちに住む場所を用意するという口実で、2人の大阪での暮らしをサポートしてくれる、組長・浜田広志と若頭・海老原剛士に会いに来たのです。

組長が用意した住居に海老原が案内をしますが、2人が気に食わない海老原は、個人的な判断で、舎弟の高橋に佐藤兄妹を見張るよう命じます。

高橋は家中に仕掛けた監視カメラで監視を始めましたが、すぐに明を映す監視カメラだけが映らないことに気づき、様子を見に来た海老原に報告。改めて監視の理由を尋ねました。

海老原は、組長のため、組のため、そして町のためにも、2人をこの町から追い出したいと、佐藤兄妹の正体は教えないまま本音を明かすのでした。
2話P156

©南勝久/講談社

その夜、洋子は明を飲みに誘います。監視カメラで洋子が出かける様子を見ていた高橋は、知り合いの男を2人呼び、明に喧嘩をけしかけることにしました。

酒を楽しみ、ほろ酔いになって店を出てきた明と洋子。そこに、言いがかりをつけて男2人が近づいていきます。
1巻P186

©南勝久/講談社

明は洋子を先に帰すと、向かってきた男たちを殺し屋の目線で観察し始めます。

男のうち1人は格闘技経験がなく、ケンカの経験のみだと判断。男の大振りのこぶしを額で受けるように見せかけ、指の骨を折ります。もちろん、こぶしの当たった額を痛がるふりも忘れません。

続いて、回し蹴りしてきた足を腹で受けるふりをして、ひじで負傷させます。
1巻P197

©南勝久/講談社

明を素人だと思ってしかけてきた、もう一人のハイキックには、当たりながら衝撃を逃し、吹っ飛んで痛がるふりをします。次のジャブはわざと受けて鼻血を出し、情けない声で許しを請う弱者を装いました。

2人の男は、無関係の一般人が見ているのに気づいて、ようやく引き下がりました。

やられるふりをする作戦がうまくいった明は、心の中で「やっぱりプロやな俺」とほくそ笑みます。
1巻P204

©南勝久/講談社

一般人としてなんとかトラブルを乗り切った明は、「大阪はオモロイなあ~」とつぶやいて、月を見上げながら帰り道につくのでした。

ファブルは佐藤明として、海老原の企みをかい潜り、平穏に暮らすことができるのでしょうか?続きは本編でお楽しみください。

押さえておきたい登場キャラ

佐藤明(さとう・あきら)

1巻P54

©南勝久/講談社

ファブルと呼ばれる天才殺し屋。敵をほぼ確実に一発で仕留める技術を持つ。

ボスに命じられて一般人としての生活を送ろうとするが、殺し屋のクセが抜けずトラブルを起こすたびに洋子に怒られる。

めったに笑わないが、ジャッカル富岡という三流芸人を見る時だけは爆笑する。

佐藤洋子(さとう・ようこ)

1巻P126

©南勝久/講談社

並外れた記憶力をもつ、美人の女性。

10歳のころ、明の所属する殺し屋組織のボスに拾われ、ボスを助けるための知識や技術を教え込まれた。大阪では、明の相棒となりサポートする。

海老原剛士(えびはら・たけし)

1巻P106

©南勝久/講談社

前科5犯のバリバリの武闘派といわれる、真黒組の若頭。

明の正体を知っており、組長の浜田が佐藤兄妹を歓迎しているのに対し、ひそかに反対している。明をこの町から排除しようと画策する

ここが見どころ!注目ポイント

1巻P38

©南勝久/講談社

『ザ・ファブル』の見どころは、殺し屋なのに殺してはいけないというシチュエーションで繰り広げられる、明と洋子のコミカルな会話と、ファブルらしい天才的な発想を活かした戦闘シーンでしょう。

ファブルは、仕留めるときはほぼ確実にワンショット、殺した人数は6年で71人にのぼるという恐ろしい殺し屋です。

同時に、三流芸人を見て爆笑したり、いろいろな言語を操れるといって方言ばかりだったり、海老原の鼻毛をしつこく気にしたりと、少しずれた感覚の持ち主。鋭いツッコミや丁寧なサポートをする洋子と、いいコンビになっていきます。

一方、ヤクザに試されれば隠し持っている銃を素早く見抜き、チンピラに絡まれれば弱者のふりをして反撃を加えるなど、殺し屋の能力を発揮してトラブルを乗り越えます。

くすっと笑ってしまうコミカルなシーンと、殺し屋らしい爽快感のあるシーンのギャップに、読む人はわくわくせずにはいられません。

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1巻P35

©南勝久/講談社

明はどんなトラブルに巻き込まれ、一般人を装いながらどうやって解決していくのでしょうか。そして、無事に1年間普通の生活を送ることはできるのでしょうか。

『ザ・ファブル』は、現在ピッコマで絶賛配信中!
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