『その悪女に気をつけてください』は、原作:Soda Ice、マンガ:Blue Canna、脚色:Berryによる作品で、ピッコマで配信されています。
主人公は、日本で過ごしていた大学生。交通事故に遭ったことをきっかけに、「愛するアイツら」という恋愛小説に登場する悪女役、公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依する物語です。
主人公は、小説通りの悪女を演じて没落の道を歩むのではなく、優雅な人生を送るために、持前の強気な性格と思い切りのよさで奔走します。
ここでは、そんな『その悪女に気をつけてください』のあらすじや見どころ、押さえておきたい登場キャラについてまとめました。
あらすじ
©GLLIM TOON
日本での大学生活に疲れ果てていた主人公は、ある時、交通事故に遭います。
目を覚ますと、そこは主人公が愛読していた「愛するアイツら」という小説の中の世界。
しかも、本来の自分の姿はどこにもなく、悪女役の公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトの体に憑依していました。
目を覚ますと、そこは主人公が愛読していた「愛するアイツら」という小説の中の世界。
しかも、本来の自分の姿はどこにもなく、悪女役の公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトの体に憑依していました。
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小説「愛するアイツら」とは、ヒロインである平民出身の美しい娘ユーリが、その高い魔力を買われてポジェブラト男爵家の養女となり、「皇太子」「スナイパー」「狼人間」「大富豪」という4人の男たちに求愛される恋愛物語です。
小説の中のメリッサは、ユーリの恋路を邪魔する悪女という立ち位置。性格も人間関係も最悪で、父親であるポジェブラト男爵にすら冷たい態度をとられるほどでした。
小説の中のメリッサは、ユーリの恋路を邪魔する悪女という立ち位置。性格も人間関係も最悪で、父親であるポジェブラト男爵にすら冷たい態度をとられるほどでした。
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そんなキャラクターだとしても、「今までの大学生活よりはいいのかも」と考えた主人公は、メリッサとなった自分を受け入れることに。
そして、小説どおりの悪女を演じるのでも、心を入れ替えて聖女になるのでも、ユーリに代わって逆ハーレムを築くのでもなく、悪女であるメリッサの尻ぬぐいをして、公爵令嬢としての優雅な人生を送ることを心に決めるのでした。
そして、小説どおりの悪女を演じるのでも、心を入れ替えて聖女になるのでも、ユーリに代わって逆ハーレムを築くのでもなく、悪女であるメリッサの尻ぬぐいをして、公爵令嬢としての優雅な人生を送ることを心に決めるのでした。
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そこで主人公は、さっそく行動を起こします。
ユーリに恋をする予定の男の1人であり、現在はメリッサの婚約者でもある帝国の皇太子イアン・バイレイオスへ、度重なる浮気を理由に婚約破棄を求める手紙を書いたのです。
ユーリに恋をする予定の男の1人であり、現在はメリッサの婚約者でもある帝国の皇太子イアン・バイレイオスへ、度重なる浮気を理由に婚約破棄を求める手紙を書いたのです。
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ユーリに出会う前のイアンは、メリッサを嫌い、真実の愛を探すことを口実に次々と女性を変える浮気者。
しかしこうした行動は、「婚約者の性格が悪すぎるからだ」と周囲からはメリッサが悪いと考えられていました。
小説の中のメリッサは、そんな浮気者のイアンでも心の底から愛していました。イアンに嫌がられていることにも気づかず、普段からしつこくつきまとい、イアンからの誘いがあれば必ず精一杯おめかしをして出かけます。
一方で、出かけた先では何度も浮気現場を見せつけられ、心を傷つけられていました。
しかしこうした行動は、「婚約者の性格が悪すぎるからだ」と周囲からはメリッサが悪いと考えられていました。
小説の中のメリッサは、そんな浮気者のイアンでも心の底から愛していました。イアンに嫌がられていることにも気づかず、普段からしつこくつきまとい、イアンからの誘いがあれば必ず精一杯おめかしをして出かけます。
一方で、出かけた先では何度も浮気現場を見せつけられ、心を傷つけられていました。
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小説内でイアンがユーリに惚れ、メリッサに婚約破棄を持ちかける後の展開でも、イアンを深く愛していたメリッサは当然拒みます。そのせいで、全国民の前でイアンに振られるという惨めな姿をさらし、没落してしまうのです。
主人公が手紙を書いたのは、そうした小説通りの事態になることを避けるためでもありました。
主人公が手紙を書いたのは、そうした小説通りの事態になることを避けるためでもありました。
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手紙を受けてイアンに皇宮に来るよう言われた主人公は、またもや浮気現場に出くわします。婚約者の目の前で、あえて堂々と浮気をし、それを何度も見せつけてくるイアン。メリッサは、ついに我慢の限界を迎えました。
主人公は、「殿下は発情期なんですか?」など、本来のメリッサからでは考えられない侮辱的な言葉で反撃。改めて「婚約破棄しましょう」と告げます。
主人公は、「殿下は発情期なんですか?」など、本来のメリッサからでは考えられない侮辱的な言葉で反撃。改めて「婚約破棄しましょう」と告げます。
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ところが返ってきたのは、意外にも「ダメだ!」という言葉と、浮気女を突きとばすほど強く拒否するイアンの反応でした。
メリッサを嫌っていたはずのイアンがどうして?と追求すると、どうやらイアンは、つきまとってきたメリッサをいじめ返したかったとのこと。そして、メリッサはいまだに自分を愛していると思っている、だから婚約破棄は嫌だ、という自己中心的で理解しがたいものでした。
メリッサを嫌っていたはずのイアンがどうして?と追求すると、どうやらイアンは、つきまとってきたメリッサをいじめ返したかったとのこと。そして、メリッサはいまだに自分を愛していると思っている、だから婚約破棄は嫌だ、という自己中心的で理解しがたいものでした。
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もう愛していない、と主人公がはっきり伝えても、拒否を続けるイアン。さらに追求しようとしたところで、浮気女がこっそり逃げようとしてガラスの灰皿を落とします。
鳴り響いた大きな音で人が集まってくると、メリッサが暴れたと勘違いされ、皇宮から追い出されてしまうのでした。
鳴り響いた大きな音で人が集まってくると、メリッサが暴れたと勘違いされ、皇宮から追い出されてしまうのでした。
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こうした状況とメリッサとしての恨みも含め、主人公が考え抜いた結論は、悪女らしくイアンを暗殺すること。
そのために主人公は、折り合いのよくないはずの父・ポジェブラト男爵に会いに行くのでした。
そのために主人公は、折り合いのよくないはずの父・ポジェブラト男爵に会いに行くのでした。
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主人公は望みどおり、イアンとの婚約を破棄して、公爵令嬢として優雅な人生を送ることはできるのでしょうか。続きは本編でお楽しみください。
押さえておきたい登場キャラ
メリッサ・ポジェブラト
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小説「愛するアイツら」に登場する悪女で、ポジェブラト男爵の娘、皇太子の婚約者。日本の大学生だった主人公が憑依する。
本来のメリッサのように悪女になるつもりはなく、公爵令嬢として優雅な人生を送るために行動を起こす。
本来のメリッサのように悪女になるつもりはなく、公爵令嬢として優雅な人生を送るために行動を起こす。
イアン・バイレイオス
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小説「愛するアイツら」でヒロインに求婚する男の1人で、帝国の皇太子。
つきまとってくる婚約者のメリッサに嫌がらせをするために、女を取り換えてばかりいる浮気者にもかかわらず、メリッサからの婚約破棄の要求をかたくなに断る。
つきまとってくる婚約者のメリッサに嫌がらせをするために、女を取り換えてばかりいる浮気者にもかかわらず、メリッサからの婚約破棄の要求をかたくなに断る。
ユーリ
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小説「愛するアイツら」のヒロイン。平民出身ながら高い魔力を持ち、それを買われてポジェブラト男爵家の養女になる。惚れない男がいないほどの美貌。
ここが見どころ!注目ポイント
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『その悪女に気をつけてください』の見どころは、主人公のキャラクターでしょう。
本作は、最近ライトノベルなどで人気が高まっている、いわゆる「悪役令嬢」もの。しかしその中でも、主人公の思い切りのいい言動や振る舞いは、本作ならではです。
浮気者のイアンに向けて親指を下に向けてブーイングをしたり、男尊女卑の激しいポジェブラト男爵に反発したり。我慢のいらない相手だと判断すれば、容赦なくきっぱりとした物言いでひるませ、イアンが婚約破棄を承諾してくれないと分かれば、暗殺に舵を切ります。
作画もそれを引き立てており、時に辛辣に、時にコミカルにもなって、豊かな表情が伝わるのも魅力です。
メリッサは悪女とされていますが、その身になってみれば辛い状況に置かれているのが分かるため、主人公のはっきりとした言動や振る舞いには爽快感をおぼえます。同時に、没落せず優雅な人生を送るため、強い気持ちで状況に立ち向かっていくメリッサに、感情移入せずにはいられません。
本作は、最近ライトノベルなどで人気が高まっている、いわゆる「悪役令嬢」もの。しかしその中でも、主人公の思い切りのいい言動や振る舞いは、本作ならではです。
浮気者のイアンに向けて親指を下に向けてブーイングをしたり、男尊女卑の激しいポジェブラト男爵に反発したり。我慢のいらない相手だと判断すれば、容赦なくきっぱりとした物言いでひるませ、イアンが婚約破棄を承諾してくれないと分かれば、暗殺に舵を切ります。
作画もそれを引き立てており、時に辛辣に、時にコミカルにもなって、豊かな表情が伝わるのも魅力です。
メリッサは悪女とされていますが、その身になってみれば辛い状況に置かれているのが分かるため、主人公のはっきりとした言動や振る舞いには爽快感をおぼえます。同時に、没落せず優雅な人生を送るため、強い気持ちで状況に立ち向かっていくメリッサに、感情移入せずにはいられません。
『その悪女に気をつけてください』を無料で読もう
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主人公は没落を避けるため、これからどうやって婚約破棄をし、どんな行動を起こすのでしょうか。
『その悪女に気をつけてください』は、現在ピッコマで絶賛配信中! 縦で読めるフルカラー作品「SMARTOON」ならではの臨場感と合わせて、ぜひ続きを本編でご覧ください。
さらに「待てば¥0」サービスのご利用で、無料で多くの話を読むことができます。ぜひ続きを本編でご覧ください。
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