戦慄の展開に、あなたも目が離せない…サスペンス・スリラー『ヒル』のあらすじをご紹介
夜が明けて人々が通勤ラッシュで行き交う頃
一人の女はその群を遡る-。
佐倉葉子(21)。
彼女は、人々の意識の外れに住み着いた
余韻を食(は)む者。
©今井大輔/新潮社
こうして、不在の家を渡り歩いて
他人のもので生活する。
帰る家は何処にもなく、
彼女の居場所を知る者など誰もない。
そして彼女は今日の家で、安らかな孤独の中
眠りについた。
はずだった…
目覚めた彼女の腕に残されたメッセージ-
『キミもヒルなんだね サクラさん』…
見つかった…!!?
©今井大輔/新潮社
何…!? 私を知ってる…!?
誰…!?
何処まで知られてる?
私が死んだことも知ってるの…?
ヒルって何?
©今井大輔/新潮社
現れたのは、月沼マコト。
中学3の時に自殺したはずの同級生だった。
彼は、彼女の問いに
「今のキミがヒルだ」と答え、
こう警告し去っていった…
©今井大輔/新潮社
『ヒル』とは一体、何なのか?
彼女は何故、死亡しているのか?
彼女が次に訪ねた先とは…?
©今井大輔/新潮社
戦慄の展開に、あなたも目が離せない…
サスペンス・スリラー「ヒル」!